てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

この前の豪雨からの火災保険見直しにむけて情報集め中です。

この前の豪雨からの火災保険見直しにむけて情報集め中です。

f:id:opjj84193:20210718173409p:plain

 

もちろん、火災保険もなのですが、ハザードマップの見直し確認と市役所に行って実情を集めています。

 

理由は

1.今までの火災保険ではカバーできないことがある。


 

2.ハザードマップと違うことがおきている。(今後起きる可能性もあるため知っておく)

 

3.現場にいないとわからないことも、市役所にはそこに住んでいる住人の人からの報告が記録されていることがある。

1.今までの火災保険ではカバーできないことがある。

火災保険については、10年という長期保証がなくなり5年が最長に切り替わっていきます。

 

それだけではなく、火災保険も節目節目で水災などのオプションの中身が変わってきています。

 

今、我が家で契約している最長の火災保険は30年満期です。

 

これに水災オプションをつけることも可能です。

 

30年満期の終了にあわせてつけることができるので、これが一番金額的にはお得で、お財布にも優しいです。

 

でもこれは10年以上前に契約している火災保険なので、ところどころ内容が古いです。

 

この水災を建物の浸水に使うには床上浸水が条件です。条件はありますが、土砂崩れは対応しています。

 

この後、でてきた火災保険は床下浸水も、カバーできるようになっています。

 

そして、もう一つ、見落としがちなのが、床上床下浸水にもなってなくても、汚水の排水機能が水災によって機能しなくなったときに起きる「生活汚水の逆流」です。

 

トイレや、お風呂で多くは起こります。

 

「汚水」なので、汚れたところを拭いたら終わり、というわけにはいきません。

 

消毒が必要になったり、床のシートや壁紙の張替え、床の張替えも必要になるかもしれません。

 

後始末の金額は半端なくかかる可能性があります。怖ろしい。。。

 

今回、どのアパートも幸いにも、水災の被害は全くなかったです。

 

しいていいえば、浄化槽のブロアポンプが完全浸水したので、いつか止まる可能性があります。

 

それ以外は、泥がひいたあとの駐車場の洗浄や、ごみ置き場のボックスの中の汚れを洗うくらいです。

 

今回の出来事は、わたしにとって「生活汚水の逆流の可能性」という恐怖を植え付けました。

 

火災保険の変更をするということは、その上にのっかている「地震保険も最新の料率で見直す」ということになります。

 

地震保険は2021年に値上がりしたばかりです。

 

2017年から約14.7%値上がりしています。

 

火災保険もAIの導入で、今までは県ごとの料率から、自然災害の被害に応じて料金が設定されるところが広がってきています。

 

「今回のような豪雨の被害はたまたまだよね」なんて、思えそうもありません。

むしろ、これより被害が大きくなる可能性が高いと思っています。

 

自分でできる備えには限界があるので、火災保険の見直しのための情報を集めています。

 

2.ハザードマップと違うことがおきている(今後起きる可能性もある)

 

建物のある場所の「ハザードマップ」は定期的に確認をしていました。

 

今回、床下・床上浸水が起きた場所は、50センチくらい水位が上がる可能性がある、とカラーわけされているところだったので、ものすごくハザードマップから外れているわけではないです。

 

わたしが、気になったのは、今回色わけされいた場所の反対側です。

 

実はこの「反対側」のほうが、水害時の水位上昇が高いのです。

 

「100センチくらい水位があがるよ」気を付けてね、という場所です。

 

ところが、今回そちら側には水の被害がなく、反対側におきました。

 

理由は宅地化されたことです。

 

そのため、土地の高さが高くなりました。

 

もう一つ気になることもあって、それは知り合いの司法書士さんが、「今の宅地化されたところは過去自分が知っているだけで3回、宅地の話が白紙に戻っている。理由は排水がきちんとできない理由だ。あれだけの田んぼを埋め立てたら、大雨の時に水を逃がすところがない、という理由なんだ」

 

これを聞いたからです。

 

今は、宅地造成中で、まだ家などの建物も、道路も完全に完備されていません。

 

そう考えると、水は高いところから低いところへ流れます。

 

今回以上の雨が降れば、と思うとゾッとします。

 

ハザードマップを元に、火災保険料や土地価格は決まりますが、実際にそこに住んで安全かどうかは別です。

 

今回の水害も、先祖からずっとここに住んでいた人でさえ経験したことがないです。

 

地形が変わるということは、こういった被害も起きるということでしょう。

 

3.現場にいないとわからないことも、市役所にはそこに住んでいる住人の人からの報告が記録されていることがある

じつは、これ、昨年購入しようとした中古家であった話です。

 

その家の場所は、港も近く、ちょっと土地も低かったので、満潮と台風が重なったときに溝から水が出てこないかな?と不安になったのです。

 

それで、売主さんにそのことを尋ねてみました。

 

売主さんはその家で生まれ育ち、結婚した今は別な場所に住んでいます。

 

生まれて家を出るまで、家の前の水路があふれたこともないし、今までも聞いたことがないと、おっしゃいます。

 

とはいっても、売主さんの元の持ち主であるご両親が亡くなってしばらく経ってます。

 

その家の近くの人に聞いてみました。

 

グレーなとことがある感じでしたので、市役所に行ってみました。

 

土木課に案内されて、「××年●月●日に満潮と台風で、近くに水たまりができた」「水路の状態は○○だった」情報があがっていました。

 

台風以外のときも、原因はわからないけど水が溜まった跡があったとかも。

 

そして、この家の購入はあきらめました。

 

このときの経験から、全部ではないかもしれないけど、「そのとき起きた状況の記録が残っている可能性がある」といことです。

 

今回、わたしが知った現状は、一番ひどい状況が収まった後です。

 

最悪な状態はしりません。

 

その最悪なときに何が起きるのかは、起きた人だけしか知らないです。

 

その状況にあった人を一人一人探すのもたいへんです。

 

それを知る材料の一つが市役所にあります。

 

この地域の建物の火災保険は最新の水災オプションをつけておく必要がありそうです。

そのためにも、実被害をしって水災オプションを選んでいきたいと思います。