てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

火災保険でエコキュートを取り換えた件(2021年1月)取付編

火災保険でエコキュートを取り換えた件(2021年1月)取付編

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今年の1月に凍結と老朽化で、温水器が壊れました。

 

この温水器は義父がとりつけた夫の実家の物で、15年以上前に取り付けられたと思います。

 

わたしはなくても困らないけど、夫がたまに使用するのでどうしても取り換えたいということで、取り換えました。

 

3年まえに、今の家の温水器も冬の寒波で壊れ、火災保険を使ったのですが、失敗も多かったので今回は、この失敗を踏まえて行動しました。

 

冬の温水器の故障は、品薄になりやすいです。

 

3年前は、全国的な寒波と3月末までの新築ラッシュに重なり、主要メーカーの商品がすぐに手に入らなかったです。

 

泣く泣く高額なコロナ社のものを注文しました。

 

とりつけてから知ったのですが、2つ先の町の会社には三菱、パナソニック、日立の三大メーカーが残っていたのです。

 

それも、送料も取付費用も込みで、コロナより十数万円も安かったです。

(それを知ったとき、ものすごくショックでした)

 

今回は、コロナ禍で商品が全国的に品薄で、違う地域でもすぐには手に入りません。

 

またもや、コロナメーカーはすぐに取り付けられると、工務店からお知らせをもらいましたが、今回は考えて行動しました。

 

流れはこのような形です。

火災保険を使える事故が起きた

契約している火災保険の事故受付に連絡を入れる

壊れた物と同一型を再び設置した場合の見積もりをとる(複数必須)

事故受付の流れに沿って火災保険を申請をする

再度取付のための見積もりをする(複数必須)

保険金の金額が確定したら受取手続きをする

(場合によっては見積もりをしてもらった工務店などと金額交渉をする)

手出し金が少なくて、やりとりのしやすい工務店などに取付を依頼する。 

どうせ、商品は市場にほとんどないのだし、同じ時間で安く取り付けられる方法を探しました。

修理もしくは交換のための見積もり書がかけるところを探す

 

まず、近くの水道設備会社で三菱のエコキュート360Lの取付費用を3~5社問い合わせました。

 

実際に取り付け可能の会社が3社ありあました。

 

あわせて、新品で購入できるヤフオクサイトをさがしました。

 

いつもお世話になっている水道工務店と、個人の電気工事のかたに、作業費用や申請費用について聞いておきます。

 

その結果、ヤフオク、水道公務店、電気工事を分離発注するほうが、水道設備会社に依頼するより20万円以上安くなる見積もりでした。

 

火災保険申請の書類を提出したら、価格交渉をする。

 

その間に、火災保険申請のために見積もってくれた会社に再度、金額の交渉をします。

 

先方は購入してくれると思い、出張して見積書を作ってくれています。

 

ここで、自分の都合だけで振り回してしまえば、次お願いしたときにもう来てもらえません。

 

たとえ、今回お付き合いがなくてもなるべく円満な形でお断りをしたいものです。

 

先輩大家さんに教えてもらった方法で交渉します。

「見積書にある金額の3割減でお願いできませんか?」

 

この一言だけです。他は何もいいません。

 

一社は10年保証をつけていたので、「10年保証を外した金額から3割減でできませんか?」と聞きます。

 

結果は、3社とも「NO」でした。

 

見積書の金額でしか取付ができないという回答です。

 

この回答をうけて、この3社の中からの取付はなくなりました。

 

次の案へ行きます。

 

電気工事さんと水道工務店さんに改めてお仕事の依頼をします。

 

まずは、ヤフオクで買いたい商品のURLを電気工事さんに送ります。

 

電気工事さんは、部品がそろっているか、何をヤフオク出品者に確認したらいいのか、教えてくれます。

 

確認ができたら、その内容を電気工事さんに伝え、付属物などOKがでたらエコキュートを購入します。

 

エコキュートの本体たちが届く時期を確認して、水道設備会社と電気工事さんに連絡をします。

 

物が届いたら、このお二方が連絡を取り合い、取付作業の日程を調整してくれるので、あとは作業完了までお任せです。

 

取付が完了して、動作確認も問題なくできれば、請求書が届き、支払いをして完了です。

 

品物が届いてから、取付までは1~2日だったと思います。

 

エコキュート代金と、水道工事、電気の申請等で40万円もかからなかったです。

 

そして、面倒だけど、壊れた温水器は近くの鉄くず回収をしているところに持ち込みました。

 

処分費用は0円です。

 

これを何もしないで、一緒に依頼をしていたら、エコキュート購入、取付費用、処分費用などで60~70万円くらいの支払いです。

 

せっかく火災保険から保険金がでても、追加で支払わなければならなかったところです。

 

分離発注をすると、あちこちに連絡をとるのが多少面倒ですが、それも最初のところだけ。

 

途中からは、それぞれで連絡を取り合ってくださるので、あとは終わるのを待つだけとなります。

 

普通に何も考えないで買う、約半分の費用で取り付けられるのなら これをやらない手はないです。

 

今回のことで試しに近くの日帰り温泉や温泉施設を使って、取付完了まで待つとどうなるかな?なんてシュミレーションしたり、実際に夫がやってみました。

 

実際には家族分の温泉チケットを買っても元はとれました。

 

ただ、好きな時間にゆっくりお風呂につかることはできませんが。

 

今回のように、品物の自体がないときだったので変に高い工務店電気店などから購入しなくてよかった結果となりました。

 

火災保険の使い方のポイント

 火災保険を使える事故が起きた

契約している火災保険の事故受付に連絡を入れる

壊れた物と同一型を再び設置した場合の見積もりをとる(複数必須)

事故受付の流れに沿って火災保険を申請をする

再度取付のための見積もりをする(複数必須)

保険金の金額が確定したら受取手続きをする

(場合によっては見積もりをしてもらった工務店などと金額交渉をする)

手出し金が少なくて、やりとりのしやすい工務店などに取付を依頼する。

 

契約内容によっては、時価(再調達)価格特約と新価特約がありますが、それはまた次回。 

 

せっかく支払っている「火災保険」です、しっかり活用をしましょう。