● シェーグレン症候群、何人治りました?
病院で「シェーグレン症候群」と診断されたとき、主治医は2人いました。
総合内科の先生と膠原病内科の先生の2人。
総合内科の先生は、消化器官が運動が弱いので、その治療。
膠原病内科の先生は、シェーグレン症候群全般。
とはいっても、唾液が出にくいので、歯科を受診したり、涙がでにくいので眼科を受診したりと、大きな病院内をぐるぐる回ってる感じ。
あ~こうやって、患者数は増えるのね、って実感。
2人の担当医に聞いたというか、確認したことがある。
「先生の担当している患者さんで、この病気がここでだされる薬で治った人、どのくらいいますか?」
おふたりとも、同じ回答。
「この病気は、うまくつきあって行く病気だから、薬では治らない。薬はラクにするくらい。たまに、何かのきっかけで、症状が消えた人もいるみたいだけど、そんな人はほとんどいないな~」
「どのくらい=何人」と尋ねたつもりだったけど、「ほとんど=0に近い」らしい。
「で、先生の担当した患者さんでは、(治った人)いました?」
「いないな~」
治らんのかいな!
そのときは、乾きもきついし、胃も痛いし、吐気もあるし、臭いにも敏感だし、でとにかく今の症状を少しでも軽くしようと、薬を試している時期でもあった。
でも、わたしの最終希望は、この病気を治すこと。
だったら、治った人を探すしかないよね。
治った人を指導している人を探すしかないよね。
とりあえず、症状緩和のための治療はする。
でも、完治にむけた治療は自分で探す。
病気を治した人と同じことをする。
今より症状が軽くなる→もっと軽くなる→寛解→完治
わたしはこれを目指したい。