てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

いま、わたしは54歳。資産形成を考える

○ いま、わたしは54歳。資産形成を考える

 

老後資金2000万円問題をいわれてから、ずいぶん経ちます。

 

「お金」「老後」「資産」「投資」「副業」とか、これに「運用」とかをくっつけると、「老後資金2000万円問題」につながる内容がたくさんでてきますね。

 

わたしは、今54歳なのですが、この年齢くらい以上の人たちが「あわわわ、どうしよう」となっているほうが、20代、30代、40代より多いのかな、と思います。

 

先日、わたしの子供が友達と確定申告について話をしたのですが。

子どもたちは20代。

子どもの友人はフリーランス

国民年金国民健康保険に加入。

 

なので、確定申告は「やったほうがいい」のです。

 

だけど、その友人は「確定申告は面倒くさいから、そのぶん他でも働いて(収入を)増やすから」と自信満々に答えたそうです。

 

これは、20代のコの話だけど、わたし世代もこんな風に考えている人多いだろうな、と。

 

なぜなら、親が考えていることは子どもにも伝染しやすいから。

生まれたときから、働くことは美徳、ひと月3万円足りなければ、本業+バイトをすればいい。

こういうシャワーを365日☓○年浴び続ければ、「親の思考=子の思考」の出来上がり。

 

そして、バイトだろうが、お金を稼ぐと「源泉徴収税」がひかれた状態で、口座にふりこまれてます。

 

年収と税金は密接な関係があるので、なんにもしないと、フリーランスの人は税金だけもってかれちゃう。

 

これが、50代と何が関係あるかというと、「収入が足りなければ、労働すればいい」ということ。

これは、20代のひとの話なので、2つ3つ仕事をしようと思えば、条件を絞り込まなければみつかります。

 

50代以上になると、そうはいかないし、歳を重ねた、経験が時給には反映されない。

そのうえ、健康状態はどんどん悪くなって病院通いが増えて、診察代や薬代がどんどん増えて行きます。

 

つまり、20代のひとと同じ24時間365日をもっていても、フルで動ける体力がない。

 

だから、「月3万円足りないから働ければいい」という考え方は年々通用しなくなります。

 

こういう年代のひとたちが、この「老後2000万円問題」を少しでも解決に近づけ

られうような話がとっても少ないな~と感じてます。

 

逆に、「50代からこそ不動産投資が向いている」「外貨建なんちゃら保険」「なんちゃらジ株式投資法」とかをたくさん勧められています。

 

わたしからすると、「その前にできることがあるのでは?」と考えます。

「その前にできること」って、20代の子どもの話に戻るのですが。

 

一番身近にあって、「健康に関係なく自分でコントロールできること」をまず、やること。

ここからだと思うのですよ。