てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

お金の勉強と行動は50代からでも遅くないし、今始めないと逆に遅すぎると思ってる

お金の勉強と行動は50代からでも遅くないし、今始めないと逆に遅すぎると思ってる

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わたしの子供たちは20代後半です。

 

わたしが高校を卒業したころは「バブル期」といわれる時期でした。

 

正直、高卒で仕事をはじめたので、ピンとくることはなかったでのすが、田舎のスーパーの30代社員の間でゴルフに行くのが流行っていました。

 

わたしも、誘われて行ったのですが、ルールもわからず、テコテコとちっちゃいボールを追いかけて何が面白いんだ?くらいでした。

 

週末は、誰かが飲みに行くというので、声がかかったり、と出歩くことが多かったです。

 

今、子供たちがその年代ですが、職場内でそのような遊びに誘われることもなく、家と職場の往復をまじめにしています。

 

その時代の違う親子が当然、同じ金融リテラシーをもっていいいとは思わないです。

 

わたしが20代のときは「終身雇用」「預金の高金利」「お宝保険がたくさん」と、まじめに会社で働いて、銀行預金や職場の財形貯蓄、個人年金保険終身保険養老保険に加入しておけば大丈夫!なんて時代でした。

 

当時の個人年金保険や、終身保険養老保険なんて、3年掛けておけば、解約金が支払った金額と同じか払った額以上が返ってくるのが普通でした。

 

今は、そんな保険はどこにもないです。

 

支払い年齢満期日まで保険料を支払っても、解約金は支払い額を下回るのがほとんどのようです。

 

それでも、50代以上の親たちは、「保険に入っておけば大丈夫。万一のときは安心よ」などと無責任なことを言っているひとの多いことか。

 

いまどき、田舎のスーパーに勤務している人が、スーパーのお給料だけで、スナックで飲み歩いたり、ゴルフのグリーンにでまくったり、というのも聞かなくなりました。

 

というより、もういないんじゃないかな。

 

終身雇用もなくなりつつあるし、正社員だってなりにくくなり。

 

正社員で入っても、リストラもいつあるかわからない世の中。

 

そして、高齢者はものすごい勢いで増えている。

 

世の中は、「出生率が」なんていってるけど、日本人の寿命が笑い話にならないくらい長くなっているから、たぶん、出生率が1.5や2になっても追いつかないんじゃあないかな。

 

こんなに、わたしの20代のときと激変しているのに!

(iDeCo加入等の概況より)

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

 

平均寿命がのびるということは、思うように体が動かせない時間が長くなるというリスクも増えるわけで。

 

健康寿命も、平均寿命と一緒くらいに延びればいいのだけど、かならずしも、そうではないようで、とくに、健康に関しては、65歳を過ぎると、びっくりするくらい個人差がでているみたい。

 

とくに、体は元気だけど認知症になった、とか。

 

わたしの住む田舎は、まだまだ老後は、息子夫婦や娘に看てもらうという風潮が強い。

 

そういった考えも、「自分たちの老後のお金の備えを自分たちでなんとかしておかないと」という早めの行動を邪魔しているのかもしれない。

 

お金が足りない!って気が付いたときには、もう遅いんだけど。

 

最近、わたしの2コ下の妹と、iDeCoやNISA の話をしたんだ。

 

iDeCoやNISA、知ってるよ。○○先輩がやってるって言ってたよ」

 

・・・・んで?だからどうしたの?あなたはやってるの?

 

「ん~~よくわからないから、怖いし、そのうちね」

 

てか、あんたもう50歳過ぎてるんだよ。定年後は長いよ。

 

「大丈夫、うちの職場で70歳の人いるから、わたしもそこまで働くつもり」

 

そっか、絶対に病気にならない、怪我しないで働き続ける自信があるんだ。

 

わたしは、シェーグレン症候群と診断されてから、元気でバリバリ働き続けることはあきらめ、ほどほどにしていく道を選択した。

 

なので、どうやったら今の環境を最大限に活かせて、将来の自分たち夫婦のことをお金で解決して、子供たちには「報告とサインと確認だけにしてもらう」のか、を模索している。

 

わたしたち夫婦はほぼ同じ時期に、両方の両親が認知症や大病をして、介護が必要になった。

 

子供たちの年齢も0歳から始まり、すべてが片付いたのは上の子が19歳になったころ。

 

長かった~~~。

 

そのときに学んだのは、言い方は悪いけど、お金である程度が解決できるというところ。

 

きっとわたしたち世代の老後は、親世代よりもっと厳しくなるだろう。

 

経済格差は知識格差。

 

金融庁が発表して問題になってる老後2000万円問題

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

 

字は読める。

 

足し算・引き算できる。

 

でも、同じ年収の同じ性別・同じ年齢でもお金に対する知識は全く違う。

 

これが、経済格差につながっていると実感しているから、50代でも遅くない、お金の勉強!と声を大にして言いたい!

 

人生100年時代だもん!

 

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