● 映画「アナログ」観てきたよ
始め、北野武監督の小説が原作だとは知らなかった映画です
映画館の予告で観たり、ポスターを見てたけど、そのときは「今度、上映するんだ」くらいの気持ちでした
週末にたまに車の運転中に聴いているラジオ「スナック・ラジオ」で、司会のリリーフランキーさんが、この映画に出演されたと話ていたので、観てみよう、と心動かされました
誰が出るのかな?監督は?あ、原作があるんだ。
という流れて、小説が原作と知りました
映画の中は、絵にかいたような純愛
小説はまだ読んでないけど、北野武監督ってこんなにロマンチストなんだと知る一面です
リリーフランキーさんといえば、怪演と勝手に思い込んでいる私
普通の喫茶店のおじさんでした
BABIさんもウエイトレスとして出演されてました
声ですぐわかったけど、せりふは最初の登場のときだけです
ラジオの声と一緒だ~~~とひとり静かにはしゃいでおりました
波留さんが美しくて、特に姿勢がきれいで、「育ちのいいお嬢さんて、こんな感じなんだろうな」と想像をしていたら、ふっと「あの子は貴族」を思い出してしまった。
二宮くんが、普通に年を重ねたおじちゃんになってて、内心びっくり。
なんとなく、自分の中ではもっと子供っぽい感じのニノで時がとまっていたギャップに驚いていた
デジタルデトックス、こちらのテーマの一つなのかもしれない
現在、手軽に誰とでも連絡ができて、わからないことも手軽に調べることができる
携帯のバッテリーが切れて、目的の手打ちそば屋さんまで二人で「あっちかな?こっちかな」と路地を歩き回る姿も、なんか懐かしい。
携帯がこんなに高性能になる前は、目的地までウロウロするのが普通でしたね。
その過程で偶然見つけた喫茶店が、二人の出会いの場となったピアノという喫茶店。
こんな出会い、今はあるのだろうか・・・。
「お互いに会いたいという気持ちがあれば、会えますよ」きゃ~~~~ロマンチックだわ!!!
悟の友人2人もナイスフォロー。
悟のお母さんの葬儀を知らずに、木曜日に一人待っているみゆきに伝えに行く。
でも、そのことは悟にも誰にも伝えていない。
涙が出るシーンもあるけど、観終わって悲しさや虚しさだけが残る映画ではないです
映画館も上映中の約2時間は携帯を触ったりできないから、映画館でもデジタルデトックスできる。