5年めを向かえた一般NISAの行方
2021年末で一般NISAが5年めを向かえました。
はじめた当初は、NISAの意味もよくわかってなくて、とりあえず「えいやっ」と始めた感じです。
今は、積立NISAもあるのですが、当時は一般NISAのみでした。
なので、ロールオーバーという言葉の意味もわかるようで、わからない。まあ、5年経ったらわかるんじゃない?という気持ちでスタートさせたNISAです。
今では、書籍から、ネット、YouTubeでもNISAについて詳し解説してくれている人が多数です。時代は変わりました。
目次
・開始から5年経ったNISAは2021年12月どうなったのか?
・なぜNISAをやろうと思ったのか。
・NISAをはじめる証券会社の決め手は?探し方は?
・商品の決め手は「損したくない」だけでした。
・6年目をむかえたNISA、今後はどうしようか?
とりあえず、買ってみようと貯めていた35万円分を一括投入して、2021年11月現在で49万円となっていました。
途中、コロナショックとかあったものの、その後の株価V字回復で利益をだすことができました。
NISAを知ったのはパソコンで、何かお金を上手に増やせる(運用)ことはできないか?と探していたときです。
株を買って売却する「短期売買」もありましたが、性格上数字として株価をみることができないし、しょっちゅうパソコンやスマホの画面を見るのもストレスになりそうだったので、株のトレードは除外。
もちろん、FXも除外。
そうなると、何があるのかな?と探していたときにNISAというものが始まっているようだと。
お金を効率よく増やしたかったのは、不動産資金のためもあったのです。
運よく増えたら、そのお金を不動産購入の一部にしたい、みたいな。
先のことはわからないけど、とりあえず特になにもしなくてよさそうなので、やってみるか、とNISAをすることにしたと思います。
・NISAをはじめる証券会社の決め手は?探し方は?
当時は、野村証券の窓口で、いくつか投信を購入していました。(無知なわたしは、ネギ鴨であり、ぼったくり商品を購入していました(泣)
まだ、今よりもずっとネットからの情報も少ないし、本やさんでもNISAについて書かれている本も少ない時代です。
それでも、ネット証券で手数料や信託報酬などが少ないところがいいという情報もちゃんとありました。
そうなると商品ごとの手数料を比べたり、調べたりする必要もあります。
今よりも、無知な私にそこまでできる知識も余力もなく、周りで投資をしている人も少ない。
たとえ、そんな人がいたとしても、店舗証券窓口で購入していたと思います。
その一つが手数料が少なくて、比較的安定してリターンが期待できそうなものを。
そんなことを考えて調べたと思います。
それで、たどり着いたのが「セゾン投信」です。
セゾン投信には
セゾンバンガード
と
資産形成の達人ファンド
の2つがあります。
手数料が低いのは、セゾン・バンガードグローバルバランス。
乱降下は少なく、比較的安定型。
資産の達人は手数料は若干高めながら、基準価格はジグザグと右肩上がり型。
ネット証券で、扱っている商品が2つだけ。
いたってシンプル。
でも、投資信託がまだ怖い、わたし。
当時、何かでリーマンショックをはさんでいても、この商品は一時的に値下がりしても、ちゃんと回復して、5年以上トータルリターンが約5%できた、という記事を読んだ記憶があります。
もう一つは手数料が低いので、中期の投資でも利益が期待できるとあったと思います。
そのあたりはもう、よく覚えていませんが、ひたすらチャートと日本や海外の経済の過去を照らし合わせていた記憶があります。
「損をしたくない」という気持ちが高かったので、セゾン・バンガードグローバルバランスのほうにしました。
始めた当時は「ロールオーバー」「特定口座に移管」の意味もわかってなかったけど、今は当時よりも理解ができます。
翌年から、NISA口座を別の証券会社に変えたため、セゾン投信では「ロールオーバー」の選択はできません。
利益分を利益確定して、残り部分を「移管」するのか。
ちょっと悩んだのですが、全部利益確定しました。
利益分の一部を、旅行資金にする予定です。
残りは、今メインで使っている証券口座で追加投入するか、現金ポジションをもう少し厚くする資金にするか。
どちらかになると思います。
不動産購入資金の予定はどこへやら(笑)
目的によりけり、といわれますが、今回はちょうど5年めがコロナショック後だったので、利益がでました。
コロナショック時だったとしても、始めたとき基準価格13000円代だったので、すくなくとも利益はでたと思います。
ただ、2021年の12月現在よりもずっと少ないです。
今回は、割と早く基準価格は回復したものの、下手したら、5年めは基準価格がずっと低くてマイナスでむかえることになるかもしれないです。
そういったことに、耐えられる精神がある人には5年は向いているのかもしれません。