てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

新車の購入見積書をもらってみた。計算したら複雑すぎた

〇 新車の購入見積書をもらってみた。計算したら複雑すぎた

 

わたしが購入したのは、ずいぶん前になるので、最新の新車購入時の見積書をもらってみました。

 

最後に新車を購入したのは21~22年前?

 

わたしは、初めての軽自動車購入は中古車だったけど、当時から車販売店信販ローンをもっていたので、それを使って買いました。

 

買って、1年半で凍結スリップで車を大破しちゃったので、当時、車にかけていた任意保険が一般タイプでひとり相撲でも、保険金が支払われました。

 

そのお金を使って、残りの車の残債を支払って、あとは貯金のお金を使って、現金で新車を購入しました。

 

この流れさえも、「無知ってもったいない」と今は、悔しい。

 

そのあとも、車は販売店に下取りで、以後2台新車で買っていました。

 

支払いは、現金一括なんですが、販売店に車を下取りする流れも、自分をかきむしるくらいもったいない行為です。

 

高校卒業して、通勤のために車を購入が必要だったといえ、支払い方法一つとっても、無知って怖い。

 

そして、当時18歳だったわたしのそばには、両親が同席していたのですが、親もお金には無知だったんですね。

 

全く、営業の人に質問もしなければ、銀行とかJAとか、信用金庫などに、車のローンの打診さえ、提案しなかったので。

 

家庭内の金融教育って本当に必要。

 

だって、もうすぐ民法で成人が18歳になってしまうから。

 

と、後悔はこのあたりで、見積書をみてみます。

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メモ書きをしていますが、明細はこんな感じ。

 

税金

自賠責保険

リサイクル費用

 

これは、削れない項目。

 

今回は、下取りがない、という形での明細書です。

 

実際、あのムーヴを下取りにだしたら、手数料を引いていくら手残りがあるのか、興味ありますが。

 

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こちらが、車両に関するもろもろコミコミをもとに、メーカーが提携している信販ローンを使って支払った場合の見積もり金額。

 

車両に関する金額が

1,661,014円(税込)

 

これを現金一括で支払えば、支払いはここで終わり。

 

これを、メーカーの信販ローンを利用すると、

 

あ~~~ら不思議!

 

5年後に

 

382,000円の下取り金額が約束されます。

 

なんか、これって、お得?と思っちゃう。

 

ところが、この満額下取りの条件が、結構キツイ。

 

①名刺入れサイズの軽いこすり傷は3か所以内。

 

②購入したときと同じ状態で、下取りするのが条件。

 

③走行距離は5年間で6万キロ以内。

 

④無事故車であること。

 

 

②はできるとして、①と③と④はかなり厳しい。

 

事故なんて、居眠り運転以外ほぼ、なにかしら相手がいるから、防げるとは限らない。

 

それに、田舎に住んでいると、通勤に片道10キロなんてザラです。

 

そうなると、単純に1日20キロ走ります。

 

地方の田舎なんて、週休2日を完全実施しているところはもっと少ないので、年間280日くらい出勤する職場もめずらしくないです。

 

1日20キロ × 280日 = 56,000キロ

56,000キロ × 6年間 = 336,000キロ

 

仕事の休みの日でも、車を使うし、仕事の帰りに買い物もしたり、子どもの迎えや、塾の送迎とか、車の使用は通勤だけじゃないので、単純に6年間で、これ以上走行距離はいきます。

 

試しに、この見積書と同型の中古車で、「6年以内・走行距離6万キロ以内」がどのくらいの金額で売り出されているか調べてみました。

 

手数料別で、120万円前後で売り出されています。

 

お~~~382,000円の下取りができる良品車って最高!

 

売店ぼろもうけや!

 

余談ですが、13万キロ超えのパジョロミニを中古で買い取ってもらったのですが、15万円で売れました。

 

あちこち、部品の交換や整備が必要だったのですが、中古専門で売買しているところにだせば、ちゃんと値段がつくんです。

 

なので、中古で車を手放すときは、こういう値段がちゃんとでるところに売りましょう。

 

そのためには数社見積もってもらうといいです。

 

 

で、次は、このローンなんですけど、営業の方は

 

「今、キャンペーンなので、通常6%台を3.6~3.9%です」と説明をしてくれました。

 

ほんとかいな?

 

2021年9月現在で

 

地方銀行の変動金利で年率

2.4%~4%

 

JAが変動金利上限で年率

1.75%

 

地方銀行フリーローン固定金利で年率

4~14.5%

 

JAで固定金利で年率

1.95%

 

金利条件や保証料が含まれるか、別途計算なのかは、金融機関によって違いはあります。

 

 

 

お得かどうか、微妙ですね。

 

そもそも、信販ローンの計算って簡単な計算式でだせるものではないので、比べにくいのです。

 

わたしは、こちらの Ke!sanというサイトを使って計算してみました。

 

なかなか、見積書の通りの数字にならないのですが、近ければよし、ということで。

 

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支払い回数60回分の合計が

1,431,841円

 

車購入の全額が1,661,814円

 

下取り金額が

382,000円

 

ディーラーがいうには、この60回支払いは

車購入金額ー下取り金額

 

という説明です。

 

左の、金利手数料

152,817円

 

これは?

 

「車のローン支払い諸々にかかる手数料です」と返答。

 

ちょっと、わからない、意味が。

 

で、これをひとまずおいといて、計算をしてみました。

 

車の総支払額      車下取り金額

1,661,014円ー382,000円=1,279,014円

 

これを元に、借入元金を設定しました。127.9万円。

 

 

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返済合計金額が、1,431,831円に近ければOKという計算の仕方。

 

 

この表だと、

合計返済額

1,431,840円

そのうち利息が

152,840円

 

実質元金が1,279,000円。

 

車購入全体額     元金

1,661,014円-1,279,000円=382,814円

 

下取り提示に近い金額がでました。

 

利息分も見積書の金利手数料に近い金額がでてきました。

 

とはいえ、これは、毎月の支払額に含まれているので、本来は別枠ではでてこないはず。

 

 

この計算をみると、確かに年率2.39%と、銀行でしているマイカーローンと遜色がない。

 

ただ、銀行の元金均等法で計算しなおした場合だと、4.5333%

 

銀行と変わらんじゃん。

 

60回支払いの中に、利息も含まれるとすると、この見積書の

152,817円

の内分けは、なんぞや?

 

こうなると、とことん調べたくなるワタシ

 

借入総額を166.1万円で再計算

 

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なんか、利息分のところに近い金額がでてきたぞ。

 

年率も1.83%に下がってる。

 

元金均等法計算でも3.511%に下がってる。

 

とはいえ、この計算式でいくと、毎月の支払分には利息も含まれている。

 

詳しいことはわからないけど、

 

総額166.1万円の車を5年後、382,000円で下取りしますよ。

 

といいながら、毎月の支払60回分 には車購入+ なんちゃら手数料で、ちゃっかり下取り分となる約38万円の利息を取られちゃってる計算に見えます。

 

ということは、5年後、「この車をやっぱり乗り続けます」なんて、いってローンも続けたら、利息の二重払いということなんでしょうか?

 

一括で約38万円を支払っても、手数料もなく終わるのでしょうか?

 

闇じゃ。

 

こちらの動画がわかりやすく説明されていました。

 

「あかでみっくモーターカレッジ- Academic Motor College」さん