てんちゃんのリフォームとお金

中古で購入した家が19年めとなり、家自体は築36年。外や中のリフォームとお金のことの備忘録

健康なときにもっとお金の心配をしておけばよかったと後悔しています

健康なときにもっとお金の心配をしておけばよかったと後悔しています

 

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50代に入って「なんか体調がおかしい」と感じる日が多くなりました。健康診断では特に異常も見つからず、「更年期」という一言で終わってました。

 

病院では、「更年期」という診断を確定にすべく、血液検査もして、ホルモン数値が低いよね、じゃあ、モルモン剤を貼るか飲むかだね。

 

これを飲んでいる人は、歳をとっても、ホルモン剤をとってない人より若々しいくらい、安全な薬ですよ。

 

というようなことを医師からいわれました。

 

ただ、このつらい症状が少しでも楽になるのなら、と病院に通い続け毎月薬を処方してもらってました。にもかかわらず、体調はだんだん悪くなるばかりです。

 

最初はホットフラッシュのような感じから、ドライアイが気になるようになり、口腔内の乾燥が気になるようになり、夜中に胃がキリキリ痛んだり、ムカムカする日が増えてきました。

 

それでも、医師は「更年期です」と薬の種類だけがどんどん増えていきます。

 

体調は悪いのに、病院へ行く回数は減らない、診察のあと薬局に行くのもだんだん辛くなってきました。

 

当時はアルバイトをしていたのですが、バイトに行く直前まで家で横になているような日もありました。

 

たまたま、子どもが小さいときから通っていた歯科医の先生に、「ドライマウスって言われてるんですよ」と話をしたら、「シェーグレーン症候群」という病気があるから、検査をしてみますか?と提案されたのです。

 

シェーグレーン症候群を初めて知り、携帯で調べてみると、膠原病の一つと出てきました。

そんな、重大な病気なんて怖くて直視できなかった当時の私は、その歯医者さんの提案を断り、また、婦人科の病院に通い続けてました。

 

それでも、毎月の診察費用と、薬代がかなりかかっていたので、このお金の多さも気になっているところでした。

 


その年の秋には、胃が毎日のように痛かったり、吐き気がしたりでもう仕事に行くどころではないくらいひどくなってました。


それでも、シェーグレーン症候群だけは受け入れたくなくて、こういった症状がおきるのはなんでだろうと、ネットを調べまくってました。

 

自宅近くの医師に、薬では吐き気が止まらない、胃痛が収まらないと、何度も訴えても、耳を傾けてはもらえず、最後には「異常がないと、言ってるでしょ」と検査結果の用紙を投げ渡されたこともありました。


どこかで、ビタミンやミネラルが足りなくても、吐き気が起きることがあると、書いてあれば、サプリと買って飲んでみたり。

 

でも、一向に胃の痛みはおさまらず、夜間の救急外来に飛び込むまひどくなりました。

 

救急外来でも原因はわからず、「あ~これはシェーグレーン症候群の検査をしてもらわないとだめかもしれない」とようやく腹をくくりました。

 

それでも、最初に聞いた歯科医の先生のところには、バツが悪くて、別の内科の先生に相談しました。

 

その先生は、耳鼻咽喉科のお医者さんに紹介状を書いてもらうといいですよ、と教えてくださいました。


耳鼻科の先生に、これまでのいきさつを話すと、その場で大きな病院への紹介状と、診察の日程予約をとってくださいました。


ようやく、一つの病気を受け入れる覚悟ができたのです。

 

最初のドライアイの症状から、ここまで約2年かかりました。歯科医の先生の提案からは。約半年です。

 

仕事もやめてしまったので、給与収入は0です。

 

これまで、大きな病気や怪我をしたことのない私だったので、定年をむかえる歳まで元気に働いて行けるだろうと思っていたので、資産形成予定に大きな狂いがでてきました。

 

そのうえ入院や手術はしていないものの、通院と薬でも結構医療費はかかります。

 

高額医療請求というほど高額ではないけど、家計を圧迫する金額、というところです。

 

医療費、甘くみてました。

 

病気も甘く見てました。

 

収入を0円にしてしまうという怖さです。

 

やっと、大きな病院で検査をして、治療をしていくという過程にはいります。