老後の資金は大丈夫?必要なのは資金だけ?
気になる記事があったので、読んでみました。
老後2000万円を騒がれてずいぶん経ちますが、老後に必要なのは「お金」だけねのかな?という疑問がわきました。
自分が55歳を過ぎて、膠原病の一つ、「シェーグレン症候群」と診断されてから「お金」だけが必要じゃないよね、と感じています。
ただ、これも、お金が必要か必要じゃない。
この2択ではなくて、こういう時にはお金が必要だよね。
そこは必要じゃないでしょ、という感じにもうちょっと範囲広め、限りなく白に近いグレーのところから、黒に限りなく近いグレーまでの感覚があるといいと思っています。
わたしも、自分がこんなに、病気で体力がなくなったり、まともに働きに出掛けられなくなるとは5年まえまでは想定外。
自分の親や夫の親が、要介護になっていたので、介護が必要になるとお金だけじゃなくて、施設や自治体などとの定期的なやりとりのために、自分以外の人の時間やもしかしたら、その人が面談のための移動のお金も必要ということは経験から知っていました。
ですので、将来自分が介護が必要になったら・・・ということは想定していましたが。
まさかの「シェーグレン症候群」という落とし穴に落ちるとは。
幸いに私の病状は、今のところ二次性シェーグレン症候群を発症していません。
それでも、倦怠感という敵には勝てなくて、この倦怠感が猛威を振るうとトイレにも行けなくなっちゃう。
私の両親や、夫の両親が病気で本格的に病院のお世話になるようになったのは、65歳を過ぎてから。
そのため、自分も65歳までは、元気に動けるものと思い込んでいました。
そのため、55歳で働くことどころか、日常の生活が今までの「普通」が通用しなくなるとは思ってもみなかったです。
(ちなみに、私の妹は70歳まで正社員で働くことを100%想定しています)
そんなことがあったので、余計に老後資金はお金だけの問題なのかな?と思ったわけです。
もちろん、その2000万円の中に「想定していた年齢までに、働けない時期ができてしまったときは?」「65歳までに深刻な病気になったら」
こういうことを創造しながら、軌道修正するがいいと思ったわけです。
もちろん、「働けなくなったら」公的に助けてもらえる制度もたくさんあるのですが、この制度から漏れちゃう事例もたくさんあるわけです。
例えば「シェーグレン症候群」は難病指定にもなるのですが、その「指定」をもらうには、いくつかのハードルや山があって、それらを全部超えた先にあります。
ちなみに、病状の特徴の一つ「倦怠感」は該当しません。
だんだん、とりとめがなくなっちゃったけど、老後に必要なのは「お金」と「健康・体力」は同等に必要と感じてます。
これから起こりうることがたくさん想定できれば、対応もできるし、対応するために調べることもできる。
想定したリスクに対して、お金で解決できるなら、そのために「お金」を用意すればいいし。
たとえ、病気じゃなくても、体力は年齢とともに下がってくるしね。